2016年03月22日
にじむ空
一筋のひかり。
幾度そのひかりにすがることだろう。
なんどもなんども なんどだってそのひかりを目にするのに、
ただの一度も同じひかりがないことにたまらず泣きそうになって、
飽きもせずただのひかりを見つめて、
なにも言えなくなって すこし深く息を吐く。
繰り返すたび涙の理由に名前をつけられなくなるのは、
積み重ねてきたものにわずかでも意味がある気がして、
また視界をぼかす。
きれいだな。
licht
Posted by 理人 at 00:37│Comments(0)
│夕空