syu-ju

  

気がつけば日常に埋もれていて、
自分をひとつずつあきらめていく。

どうにか手を伸ばしてみたものも、
それすらもできずに、脳内完結で言い訳するものも。

己に問う言葉もやがて薄れていって、
てのひらを見つめて答えは見つからない。






照らす太陽が雲の向こうへかえってしまう。
まばゆく光るそれも、この身に届く前に夜は帳を下ろす。

だけどそれでいいや。

それでいいから空を見に行こうと、海辺へむかう。


まだ明るい空に雲が行き渡って、これも美しい。
太陽はそのむこう、赤色がほんのりもれて、すこしせつない。


日は沈み、
海風と水平線に満足してしばらくいると。


薄明かりの夕空が見る間に強烈鮮明な光を放ち、
たちまち焼いてしまった。

それはゆるやかに染まっていた雲間を焼き上げる、
情熱の炎のようだった。







なにもしていないことが
なにもできないことの言い訳のように立ち尽くす自分に、
それでも灯る熱のように思えて。

どうしようもなく愛おしかった。


このてのひらにあるものを、
このてにふれるものを、
このゆびがつくりだすものを、

最後のひとつまであきらめないのならば、

立ち尽くしても心を止めないでいる。



少しずつ変わり移ろう胸中を、

見つめてそれを言葉とし、かたちを成すように。



このうつくしくいとおしいものを、こころのままだきしめられるように。

感謝を込めて。




licht



  

ここ数日の宮古島はすっかり夏の顔。
蒸し暑く、気温も高く、空は青くて海は輝いている。

しかし日の落ちる時刻は季節通り。
気持ちの良い青空を眺めて、今日は夕日も綺麗だろうなあ、と仕事に向かいます。

今の時期、仕事後では太陽はもう水平線のむこう。

それでも、あんまり暑くて良い天気だったから、
夕焼けの余韻だけでも楽しもうと、海へ車を走らせた。

途中の空の鮮やかな夕焼け色、
撮影が間に合わないのはわかっているけど、おもわずにやける美しさ。


車を降りた時にはもうだいぶ雲がかかり、
うっすら焼けた空が見えるけれど、もう夜へとかたむいている。


寒さを感じない、心地の良い海風と、
肉眼より明るく写る撮影を楽しんで、気づいたら本当に真っ暗になっていました。

それも少し経てば目が慣れて、月明かりで十分周りが見える。




久しぶりに、頭からっぽにしたひと時。
たのしかったー。
次は昼の撮影をたのしもう。



licht







  

10月は色々あり過ぎて、
PCを開く暇もないまま11月になってしまいました。

時期的にもう仕事後の夕日撮影は出来ず、
休日は曇りや雨の日が多く。
毎日良い天気の夏場は、また今度撮ろう...と思う日もあるのに、
今からの季節は本当に、撮りたい日と撮れる日のタイミングの一致が貴重です。


写真は約一ヶ月前のものですが、
こうゆう雨降らしの曇って、なんでか見とれちゃいます。


落ちるものは何にも逆らえず地に落とされて、
空へ上がるものはただ天へと登りゆく。

それを遠く見つめれば　ただこんなにも眩しい。

在るべきものは在るべきところへ、
そしてそれを必ずみているものはいる。


ぼんやり雲を眺めながら、
はたして自分自身はどうなのかと、頭の片隅に置いてシャッターを切る。


licht





  

「syu-ju」、五年が経ちました。
スローペースなブログですが、
見ていただいて本当にありがとうございます。


毎年恒例、
今日の記事を書く前に、
いままでの10月5日の記事を読み返すのですが。

読み返してみると、

これまでは、
過ごしてきたものすべてが延長戦のように感じられて、
大きく揺れることも沈むこともあまりなく、
毎日を精一杯過ごしていたように思います。

昨年は引越しや転職があり、
ずいぶん不安定に日々を過ごした気がいたしますが、
喉元すぎればなんとやら、
いまではぼんやり振り返るばかりです。


そして今現在。
昨年とはまた別の引越しと転職があったのですが、
さすがに初めての時と比べれば、
多少の落ち着きはあったり、なかったり。


そんな中で感じる変化。
その変化は、
これまでのように、ゆっくりゆっくり、
元々の気持ちがふくらんで広がっていくようなものではなく。

ふくらんで空に浮かぶ風船と、
それを地上につなぎとめている紐を眺めて、
さてこれからどうしようか、と風に吹かれているような心地です。


まだ言葉にできませんが、
内地暮しの時から大事に大事に抱えてきた宮古島への想いに、
少し変化が見られます。

多分その気持ちはそのままなのかもしれないけれど、
その気持ちはそのままに、
心に同居する別のものの輪郭が、以前よりはっきりしててきたのかもしれません。


すき、という気持ちは変わらなく感じるのに、
いやだな、にがてだな、と感じるものが増えてしまって、
バランスが崩れて、錯覚も混ざっているのかもしれません。


そんな今日、ひさしぶりに言われました。


「あんたは宮古の人じゃないから」


さすがに五年前ほど心に刺さらなくなりましたが、
やはり思うことはあるわけで。

まして、相手がわたしの思う「良い」宮古人とは少しズレていたとなると。
と、これはわたしの黒い気持ちによるものですが。
それはさて置き、
わたしの出自をある程度知った上で、都合の良いように解釈を変える態度は久しぶりで、
色々感じ、考えさせられました。





どんどん弱くなる自分と、
どんどん適当になる自分と、
少々したたかに感じる自分もいたりして。


「今の気持ちを大事にそのままに、もっともっとこうしよう」と感じる時よりも、
「何か今までと違うけれど、それはなぜなんだろう、それにより今の自分に何ができるのだろう」、
そう感じる時ほど、
思考を止めず、行動につなげていきたいと常々思っています。


今また、そのタイミングが来ているように感じる。
それが体にも変化を及ぼすのかはわからないけれど、
これまで甘口カレーでも十分だったはずの味覚が、
辛口でも割といけると感じるようになったり、
甘いものから辛いもの、苦いものへと好みがシフトしているものがいくつかあります。



五年が経ち、
六年目と始まるいま。

物理的な変化が続いた昨年とはまた別の、
変化の年、をじんわり実感しています。

とはいえ、スロースローペースなワタクシでございますれば。

変化を感じつつも自分のペースで続けられるこのブログに、
見ていただいてる方々に感謝を送り、
自分なりの歩幅で、またこれからも頑張りたいと思います。


どうぞ、よろしくお願い申し上げます。






って、相変わらず堅苦しいな。
これがわたし、これもわたし。

五年経って色々もやもや考えてはいますが、
宮古島を撮るのが楽しくてたまらない！という気持ちは、
自分でも面白いほどそのままで、相変わらず継続拡大中です。

ゆるやかでしなやかな心で、頑張ります。



感謝を込めて。



licht







  

夕焼けは雲が多くて薄ぼんやりしていて、なんだかいまいち。


それよりも水面に映る光とマングローブのシルエットに夢中で、
カメラも目線も下に向けたまま、ひたすら撮っていた。


ふと、強い光がきらめく。



足元ばかり見ていても、
そこに届く光がある。
そこにうつるものがある。


そこから、顔が上がる。


それは一瞬のことで、すぐにまた視線が下がるとしても、
落ちる視線の途中で、この手にあるものに、意識が向く。
足元に広がるちいさなものに、気がつくこともある。

光に照らされて。






何にも気づかずに目を向けずに、
うつむいて目を閉じることも、ある。



それでも、顔を上げた一瞬、
きっと頭の中は真っ白で、ただ、目の前を視た。


ふさがる思考、
途切れないネガティブな思想、
泥のような緩慢な重さ。

リセットにもならない、ほんの一瞬の空白。




そこからなにか尊いものが生まれる、わけはなく。


ただその一瞬にできた、
自覚もないほどのわずかな隙間で。



ぽつり、


きれいだな、とつぶやいた。



閉じた瞳は、
きれいだとつぶやいた己を視る。

ふさいだ思考は、
きれいだと動いた心を聴く。




そこから、
新たに生まれるものはないれけど。


片隅に追いやられていた感情は、
一瞬の光に目を細め、
その光は瞼の裏に熱を灯す。





歩き出すときにはもう、
別の感情に傾いて忘れるかもしれない。


けれどこの一瞬、光をみていた。



きれいだな、と無意識にこぼれた言霊。


いとおしくて、
すこし、なきたくなった。




licht






  

ご無沙汰しております。
台風21号接近中の宮古島ですが、
進路が徐々にズレていき、構えていたほどでもないかな。

といっても海沿いは風が強く、
この数日毎日撮りに行きましたが、立っているだけで疲れます...
昨日はトゥリバーで撮りましたが、両足でしっかり踏ん張らないとふらふらでした。

ちなみに上の写真は何日前かうろ覚えの、荷川取漁港から。

9月は特に後半に入ってから毎日のように撮りに行っていますが、
どうも、いまいち...？
季節の変わり目、心身ともにうまくバランスが取れていないのか、
元気のはずなのですが、もやもやーと過ごしています。

何かが違う気がする。

そんな時こそ、
ひとつひとつ。

自分ができること、
自分の想うこと、

そんなことを、思い直し、見つめ直し、
形となるよう指先への力を意識したいと。

相変わらずぼんやり考えています。



licht



  

台風通過中の宮古島。
外は雨風が音を立てて荒ぶっています。

一日部屋にひきこもって、まったり過ごしました。
明日の朝には落ち着いているかなあ。

ここ数日仕事帰りに夕日を取りに行ったけれど、
雲が多くていまいち。
これっていう一枚は撮れなかったけど、なんだかんだ楽しんでる。
うん、楽しんでいる。




川満漁港。
この日も魚がはねる音が響く、静かな夕暮れでした。




池間大橋から。
特別な理由はないのに、なぜか滅多に行かない。
観光の方が何人もいたのに、
雲が多かったせいか、みんなすぐに帰ってしまった。
ひとりぽつんと、雲間からちょっとだけの夕日を見て、
もう帰るかーと車の目の前まで来たところでどしゃ降り。危機一髪。




昨日の夕空。
これも川満漁港。
一枚目とは少し離れた場所から。
買い出し中、降ったり止んだりの曇り空の隙間が明るかったので、
買い物中断してカメラを取りに帰ったのだけど、
予想より焼けなくて残念。



八月もあと少し。
心躍る一枚に、出会いたいな。


licht




  

以前よりも気にならなくなった言葉と、
やたらに大きく聞こえてしまうようになった言葉と、
何も言われていないのに、自分自身が意識しかけている、まだ言葉にできない感情。

悪意も善意も、ただの好奇心も。


心が動く時。

無理はせず、
そして目をそらさず、
自分のペースで、

動悸する鼓動に寄り添えるように、
やわらかに心を動かしていきたい。


誰かと比べても、
何かと計りにかけてみても、

この足の一歩を進める力はそこにしかないのだから。



licht





  

気が付いたら8月がやってきていた。
7月はどこにいったっけ？と思ってしまう。

初夏頃から色々目まぐるしく状況が変わって、
忙しいというか時間が作れない、という日々が続いていたけれど、
ようやく落ち着いた気がします。


写真を撮る余裕も出てきて、
先日の前浜から。

流木で遊んでいたら、
雲に隠れてしまった太陽。
もう少し撮りたかった。


観光のファミリーがやってきてにぎやかになり、
夕日も雲に隠れてしまったので、
いつもはもう少し空を眺めてから帰るけど、
早めに切り上げることにした。

軽トラが停まっていて、
車の主のおじさんが夕焼けを眺めていた。
横を通らなければいけないので、
すれ違う時に、こんばんは、と挨拶して、そのまま去ろうとしたら。

もう沈んじゃったかね？
と、声をかけられた。

まだじゃないですか？
雲に隠れちゃったけど、と返して鮮やかに焼けている夕空を見る。

数秒一緒に眺めて、
さて帰るかなと思ったら、

いつも仕事のあとここで夕日を眺めて帰るんだよ、とおじさん。
近くでマンゴーのハウスをやっているらしく、
今日は四回着替えたよ、毎日暑いね、と。

立っているだけで汗だくですから、ハウスは大変ですね、と返したら、
マンゴー食べる？と半分だけになったマンゴーがむき出しで出てきた。

網掛けを忘れて落ちてしまったマンゴーで、
ちょっと痛みかけているんだけど、食べて、と食べやすく切ってくれた。

いいのかな、と思いつつ、
断るのもと思って、ありがたくいただきました。

落ちたのに気がつかないで2、3日経っていたから、
ちょっとダメになっているでしょと言われて、
たしかにちょっと、と思ったけど、充分甘くておいしかった。


最初は私を観光客だと思ったみたいで、
こちらが挨拶したから話しかけてくれたようだけど、
マンゴーをいただきながらあれこれ話していたら、
空が暗くなりかけていた。
自分の育てたマンゴーの話を一生懸命してくれる、
かわいいおじさんだった。


この場所に撮りに来る時いつも見かける軽トラがあったんだけど、
このおじさんのだったんだなあ。
昨日はグリーンフラッシュがちょっとだけ見れたよ、と教えてくれた。

ごちそうさまでしたとお礼を言って、また、と別れた。

今年初めて食べたマンゴーは、
初対面のおじさんがつくった、ハウスからそのまま持ってきたぬるいマンゴー。
ごちそうさまです。
ありがとうございました。

次は私もグリーンフラッシュが見たいなー！



licht





  

風景写真が好きで、
人物を撮るのは苦手。

そんな自分が、
とても楽しく、撮った写真。


彼女と、彼女の相方さんを撮るのは、
本当に楽しかった。

それはきっと、
彼女達が本当に心から、
楽しくそして自然体で、音楽をしていたから。



そしてもうひとつ。

目をつむっている「絵」がすきなんです。

イラストでも、写真でも。
切り取られた「一枚」の中で、目をつむっているその姿。



人の「視線」が苦手、
というのも意識下にはあるのだろうけれど。


心から湧き上がる喜びや楽しみの中で、
ふと、目をとじる。
その瞬間、その姿がすきです。

噛み締めるように、
慈しむように、
愛おしげに、

ふと、自然にまぶたが落ちる。

ああ。


それはまるで祈りのようで。



かみさま、
とかじゃなくて。
中にはそんな場面もあるのかもしれないけれど。


それはまるで、

自分自身にささげる、
呼吸のように必然な一瞬の祈りのようで。

とてもうつくしいと、
想うのです。






  続きを読む

気づいたら七月。
あっという間に今年の半分が過ぎ去りました。

転職したてで年が明けて、
新たな日常に慣れるのに精一杯だった数ヶ月。
ようやくいくらかの落ち着きを感じ始めた頃に、
思いもよらぬ出来事があり、
そのまま先月末まで慌ただしい日々が続き。

まだまだ色々なことがあるにせよ、とりあえず一段落。
今度こそ投げ出していたあれこれに手をつける余裕を得られるかと思いきや、
またも別方面から思いがけない出来事があり、
しばらく落ち着けそうになく。


優柔不断、
一度にたくさんこなせない不器用さ、
それらが拍車をかける日々が続いております。



昨年を「動」と感じた一年でしたが、
それは自らが選び行動した上での、動きの年でした。

そして振り返って今年前半は、
己の内からくるものではなく、外からくる「動」に駆り立てられるものと感じています。
現在進行形で。


弱音を吐きながら、
そればかりでもなんとか頑張らねば。
夏バテしてる場合ではない。

でもどうしても疲れがとれない。
あくび一つ、
休息も取りながら。


昨年楽しみそびれた夏を、
今年は挽回したいところ。
しかしペース配分は大事なわけで。
体調と相談しながら。


六月にもらった活力をいかしたい、
そんな七月をスローペースではじめてみます。



licht




  

言葉をそのまま受け止める。

目の前のものを心のままに眺める。



なんの変哲もない、
それだけのことだけれど。



冗談も嘘も、
本当にそのまま受け止めてしまうそれは、
時に悪癖と変わる。


それでも、
眼前の光を美しいと思うこの心は、
このままでいいかな。


そこに偽りはないから。

不器用なまま、
手探りで自分の方法を探していくよ。



licht





  

相変わらず猫屋敷なおじい家。

相変わらず、
ご飯のためだけに住み着いている野良猫たちはなつかないし、
近寄っても逃げるのにご飯待機はばっちりで、
一度もご飯をあげたことのないわたしにでもご飯待機中は近づくし、

そのくせ、あともう一歩近づいたらシャッターを、の、
その一歩でささーっと逃げ去るし、
今度の仔猫は好奇心より警戒心が強くてよちよち隠れるし、

わたしの中の猫ベストショットはなかなか更新されません。


それでも、
おじい家で猫を撮るのが、好きなんだなー。



ちなみにベストショットはこちら。
･･･三年前ですと？



licht



  

手元すらも見えない夜道の途中、

星あかりがいとおしくて息をとめる。



夜風に響く緑のさざなみと、

どこからか聴こえるちいさき命の鳴き声。




こみあげる熱に込められる激情は、

わたしのぼやけた輪郭をわずかに強くしてくれる。



licht



  

お恥ずかしい話ですが、
変化にとても弱いです。

日常の些細な変化に勝手に慌てて、
思考は大急ぎで先のことまで考えて不安にとらわれて、
そのくせ手元のことすらおぼつかず失敗を繰り返したり、
ひとつの変化にすべての余裕をなくして何も手がつけられなくなって、
周囲に迷惑ばかりかけてしまったり。

ひとりでさわいで悪循環です。
そして自己嫌悪。


でも、
そんな自分でも、思うのは。

そんな自分でも、できることはなんなのか。
やりたいことは、なんなのかということ。

できない理由ばかり探してちっとも実行に移さず、
それでも、やらない、という選択を思いつかないまま妄想していることだとか。


日常をこなすことが精一杯で忘れていることにふと気づいて、
年齢だとか立場だとか様々な事情を考えて、
それでもあきらめがつかない気持ちとか。


いつも言い訳ばかりです。
人より優れたことなどできません。
自分にしかできないこと、なんていうこともとても思いつきません。

それでも･･･なんて格好つけて語ってみても、
現実は簡単にはいきません。


しかしそこにわずかでも、
なにかを想う気持ちがあるのならば、
せめてそのことを楽しむ心を持ちたいと、思いました。


久々に、夕空の撮影を楽しんだ日の夜の、ひとりごと。



licht






  

毎月20日にアップしていた『モノクロの世界』。
企画休止中、でよいのかはっきりわからないので、
今回から『モノクロの世界』と題して記事をアップするのを控えさせていただきます。

気になりつつもあまり撮らなかった、モノクロ写真。
Photo love おきなわ♪の幸四郎さんのおかげで、
なんとなくでも、意識して撮り続けることができました。
素敵な企画を、ありがとうございます。

モノクロ写真の静かな熱量は、とても魅力的です。
つい目の前の色彩に意識を持っていかれてしまい、
なかなか撮らなかったり、
自分の技量不足で納得の一枚を撮れなかったり、
亀の歩みで試行錯誤なモノクロ写真ですが、
せっかくいただいた機会ですので、
今後も自分のペースで楽しんでいきたいと思います。

今回の一枚はモノクロ＋セピア調と混ぜて遊んでみました。
パパイヤの樹です。

パパイヤのこのアングルは以前にも撮ったことがあるのですが、
あれもこれもと欲張りもがいている自分への戒めと、
ほんの少しの希望を感じて、
つい撮ってしまう一枚です。


licht



  

とある事情で、
自由に使う時間を減らしました。

自分にとって優先すべきものを選んだ結果なので、
周囲にはご迷惑をおかけしてしまっている状態ですが、
ご容赦いただきたく思っております。

そんな中で、
どうしても息が詰まってしまうことも。

曇り空が晴れて空が鮮やかに夜へと向かうある日。
用事の合間のほんの少しの時間。


うつくしいと、なきそうになる心地。
その底にある感情は、喜びへとつながっている。

その気持ちを一枚収めて、
海風におされるままに、帰路に着きます。


licht





  

たくさんの　あと。
さまざまな　あと。

そうしてつくられていくせかいのはしっこに

今日もまた

ぐるぐるのまま踏み出してゆく。


風にさらわれてあとかたもなくなったら

また次の一歩に

こころ躍らせてみよう。


何度だって踏み出せる。
何度でも

描いてゆける。


言葉にできずにもがいている

この こころのままに。



licht



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『モノクロの世界』に参加しています。

Photo love おきなわ♪の幸四郎さんが主催されています。
毎月20日にモノクロ写真をアップします。




使用カメラ：OLYMPUS PEN E－PL7

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四月も十日が過ぎた。
ぼーっとしていると早いものです。

陰りの向こうに光が見える。
いまよりもう少し、なにか頑張ってみよう。

ちいさなことでも、簡単なことでも。

眠たい頭で、
しかし心はもがいているようだから。


それを応援できるのは、このわたしだけなのだから。

できるだけ、たのしくね。


licht





  

久しぶりに気持ちの良い青空の休日。
伊良部島のひまわり畑も気になるけれど、
見頃を過ぎているかも？ということで、
職場の方おすすめの、城辺方面のひまわり畑に行ってみました。

職場の方には、自分の写真を見てもらったことはありません。
履歴書にどうしても書かなければいけなかった項目に書いただけなのに、
時々撮影ポイントをすすめてくれたり、
テレビで写真のことを見たら教えてくれたりします。
まだ日の浅い職場ですが、
これまでにはなかったことです。

昨年たくさん模索したけれど、
その結果、良い方向に変わってきているということなのかな。
アンテナ張って、
行動を増やして、
楽しく頑張りたいと、改めて思ったり。





一面ひまわり畑！
だけど、まだまだつぼみが多い印象。
これは、もう一度来てみるべきかしら。


寒色系を好むワタクシのブログにはあまり登場しない、
エネルギッシュなイエロー。
好みと違うとはいえ、素敵な色。


とても良い天気だったので、
ドライブがてら、以前の職場に立ち寄ってみたりも。
期待半分不安半分だったお話は流れてしまったけれど、
それもまた縁、と思って前向きに。

それとは別でどうなるかなーと心配していたことも、
こちらは予定がたてられそうなので。
時間もそんなにないけれど、
準備を頑張らねば。

わくわくする気持ちはやっぱり、
季節と連動するものなのかな。

楽しむよー。


licht